ガチで使える英語が勉強できるゲームアプリ紹介する
書く書く詐欺しててすみませんでした。
ゲーム感覚で英語が勉強できるアプリ!というのがある。えいぽんたんや英語物語等が有名だ。しかし個人的には、日本語が使用された英語学習アプリにはちょっと懐疑的だ。もっと積極的に英語にどっぷりしないと学習効果が高まらないんじゃない?また、こうした英語学習ゲームは残念ながら肝心のゲーム性にちょっと難があり、あまり積極的にプレイする気にはなれない。
なのでゲームで英語を学びたいなら大人しく面白い洋ゲーをやるのが一番だぜ!と言いたいのだが、洋ゲーのジャンルは多種多様で、英語としての難易度がとても高かったり、現実の日常生活でとても使用できないような単語やフレーズが満載のゲームも多い。できれば、もうちょっと分かりやすくて「使える」英語が勉強できるゲームがいい。
そこでおすすめしたいのが以下のゲームである。Playrixの「Barn yarn」だ。
物語はほのぼのしていて、主人公のジョーおじさん(と甥のトム)が納屋を改装するために家にあるものを売るガレージセールを開催するというストーリーだ。
もちろん全編英語なのだけれど、子どももターゲットにされているゲームで舞台も現代のアメリカだ。全般的に平易な文章であり、下品な表現やファンタジーの世界にしかないような単語は出てこない。
これがメインの舞台となる納屋で、チュートリアルはジョーおじさんが担当してくれる。このボロボロの納屋を綺麗に改装するのがゲームの目的。
なぜこのゲームが英語学習にうってつけかというと、単に子どもでもわかるような平易で安全な英語で書かれているからだけではない。これは英語力を高めていかないとやっていけないジャンル"Hidden objects"に属するゲームだからだ。
このゲームの本体であるガレージセールは以下のような流れで進行する。
ステージに移動するとまず、お客さんが来て欲しい物を提示する。
それを画面の中から探し出してタップすると
報酬がもらえる。1つのステージにつきお客さんは15人くらい来て、長く待たせると報酬が減るので、できるだけ早く・正確に彼らの注文に応えていくのが高得点のコツだ。
当然ながらお客さんの注文は英語で出される。それぞれの英単語が何を指すかをどんどん覚えていかないと、効率的なステージのクリアができない。
また、お客さんは単語で注文してくれるとは限らない。文章で欲しい物を説明することもある。
「布からしわを押し伸ばすもの」……アイロン!
「火と戦う」……消火器!!
どうしても注文されている物の意味が分からない場合、ヒントを使用すると答えを見ることもできる。「あ、これは英語でこう言うんだ!」と分かりやすい。
お金を貯めていくと、納屋を自分好みに改装できる。後から変更も可能。
ゲームの要所要所で新聞や電話等によるストーリーの展開がある。見逃しても特に問題はないが、リアルな英語表現なのでじっくり読むと勉強になる。
Hidden objectのゲームアプリはいくつか種類があるが、個人的にはPlayrixのゲームが
- 絵が精緻で分かりやすい
- 操作性がよい
- ゲームとして面白い
という点から気に入っている。同社のHidden objectゲームには他にGardenscapesシリーズがあり*1、こちらはPC版で遊べる。
もしもう少し大人向けのゲームがよければ、Steam等に色々転がっているので探してみてください。個人的には「Midnight misteries」とか好きだったな……